学校教育

体育科 1年生 表現遊び

体育科 1年生 表現あそび

1 単元名 やりたい!なりたい!みて,わたし!~表現遊び~

2 単元の目標

  「○○になって,●●できるかな。」という挑戦課題に進んで取り組む中で,題材の特徴を捉えて踊ったり,場や状況に合わせて即興的に踊ったりすることができる。

3 単元の構想

【児童の実態】

本学級は,男子14名,女子17名,計31名(うち1名は特別支援学級)である。課題に対して前向きに取り組み,自分の考えを臆することなく発表できる児童が多い。また,友達の思いや考えを素直に受け入れることができる児童も多い。体を動かすことが大好きで,体育のどの単元でも楽しんで活動することができている。運動会でのリズムダンスでは,休み時間にも喜んで練習し,生き生きと表現する姿が見られた。音楽が流れるとその雰囲気に浸って,自然と体を動かす児童が多い。一方で,自分の思いや考えを表現したり,人と違うことをしたりすることが苦手な児童もいる。注目されることに抵抗があり,固まってしまう児童が1割程度いる。

【運動のおもしろさの捉え方】

身近な題材の特徴を捉えて,そのものになりきって即興的に踊ることがおもしろい運動であると考える。また,自分の思いや考えを全身で表現したり,楽しく踊るための動きや場を見つけたり選んだりするなど,踊り方を様々に工夫することができる面白さがあると考える。

★挑戦課題:○○になって,⚫️⚫️できるかな?

問いと試行錯誤している姿

問い いろいろなものになって,遊ぼう。

 →いろいろな表現遊びを体験するなかで,体全体を使って動きを工夫している姿。

問い 動物になって,どんなことができるかな。

 →動物の特徴を捉え,場や状況にあわせて動きを変化させている姿。

単元構成の工夫

本単元では,子どもに身近で,多様な動きを含む「動物」を題材として取り上げた。

単元前半では,体と心をほぐし,思い切り体を動かすことを楽しむことができるようにするために,いろいろな表現遊びを取り入れる。教師も一緒になってすることで,安心して表現したり,表現遊びの楽しさや気持ちよさを体感したりすることができるようにする。

 第3時からは,動物の特徴を捉え,それを表現する活動に入っていく。動物の特徴を捉えた動きを試行錯誤するなかで,動物になりきることのおもしろさや喜びを十分に味わわせたい。また,いろいろな状況を設定したり,友達の動きを紹介したりすることで,動きを広げることができるようにする。

4 支援の工夫

【学びを広げる工夫】

 「もの」とのかかわりから

・BGM

 題材に合う音楽を流すことで,その世界に浸ってものや動物になりきることができるようにする。

・カラーコーン

情景のイメージを膨らませるためにカラーコーンをフロアに置き,草や木などの草場,海や川などの水場を示すことで,動きに広がりをもたせることができるようにする。

・段ボール箱

情景のイメージを膨らませるために段ボール箱をフロアに置くことで,岩や巣、動物など自分が思うものに見立て,動きに広がりをもたせることができるようにする。

・タブレット

映像を見せることで,それぞれの動物の特徴を捉え,動きを探求していくことができるようにする。

・マイク

マイクを使い,児童の多様な動きを価値づけていくことで,自然に友達に目を向け,自分の動きをさらに試行錯誤することができるようにする。

 「仲間」とのかかわりから

・ 友達のよい動きを見つけ取り入れることで,動きを広げることができるようにする。

・ 動物の動きをイメージすることが苦手な児童には,友達の動きに目を向けたり,友達と関わり合ったりできるような設定をすることで,自分が新しくやってみたいことをもてるようにする。

 「自己」とのかかわりから

・ 題材の特徴に合わせて,指先や足先など体の一部で表現することからはじめることで,動きを広げることができるようにする。

・ 多様な動きを引き出していくために,児童が捉えやすく動きに広がりのある状況を設定することで,その題材になってしたいことを表現するおもしろさを味わうことができるようにする。

5 評価規準

知識・技能

思考力・判断力・表現力等

学びに向かう力,人間性等

目  標

身近な題材の特徴を捉え,全身で即興的に踊ることができる。

身近な題材の特徴を捉え,簡単な踊り方を工夫するとともに,考えたことを友達に伝えることができる。

 表現遊びに進んで取り組み,友達と一緒に踊ったり,場の安全に気をつけたりすることができる。

評価規準

ア 表現遊びの行い方を知り,身近な題材の特徴を捉え,そのものになりきって全身で即興的に踊ることができる。

カ 場や状況に合わせて踊り方を工夫することができる。

キ 友達のよい動きを見つけたり取り入れたりすることができる。

サ 進んで表現遊びに取り組んでいる。

シ 友達と一緒に楽しく表現遊びに取り組んでいる。

ス ぶつからないように周りの安全に気をつけて踊っている。